研究公正（研究における公正性・透明性・健全性）とアカデミック・インテグリティ（学問と研究における誠実さ・健全性）の推進を牽引し、採点や評価のオンライン学術支援ツールを提供するターンイットイン（Turnitin）は、iThenticate 2.0と類似性レポートの最新版の提供を開始しました。AIを搭載した機能や既存機能の拡大により、学術界のニーズを捉え、生成AIツールの使用に関するインサイトを提供し、スムーズなユーザー体験を実現します。
研究公正（研究における公正性・透明性・健全性）とアカデミック・インテグリティ（学問と研究における誠実さ・健全性）の推進を牽引し、採点や評価のオンライン学術支援ツールを提供するターンイットイン（Turnitin）は、学術研究向け類似性チェックツールiThenticateの最新版となる2.0と類似性レポートの最新版の提供を開始しました。
年間1,400万本以上の文書をチェックするiThenticateは、1,500もの世界トップクラスの学術出版社で使用されており、1万誌に及ぶ学術ジャーナルのうち97%のコンテンツとの比較照合が可能です。そして、新たな類似性レポートのプレビューは、「iThenticate 2.0」「Originality Check」「Similarity」「Originality」のお客様にご利用いただけます。実用的な洞察を提供し、より早く、より分かりやすいフィードバックを可能にすることで、研究と教育における公平性の推進をサポートします。
ターンイットインの最高製品責任者（CPO）であるアニー・チェチテッリは次のように述べています。「ターンイットインは、お客様からの声に応え、ユーザー体験を向上し、学術界のニーズに積極的に対応するために、継続的なイノベーションに時間とリソースを投資しています」「コンテンツが剽窃にあたるのか、それともAIが生成したものなのかを判断するために多くの時間が費やされているという声が学術界から上がっています。iThenticate 2.0と最新の類似性レポートでは、明確で実行可能なインサイトを教育者に提供し、学生との有意義な対話をサポートすることで、そうした懸念を解消します」
iThenticate 2.0の新機能
・AI生成コンテンツに対するインサイト：AIが生成した可能性のあるコンテンツを判別し、投稿論文の公正性を担保します。AI生成コンテンツに関するインサイトは、無料のプレビュー後、アップグレード版でご利用いただけます。※英語文書のみ対応
・進化した類似性レポート：テキストのリサイクル、冗長性、二重出版といった学術不正を防止します。
・拡張された共有機能：ユーザーグループで特定のファイルやフォルダを共有することで、レビューや編集プロセスを迅速化し、共同研究作業にかかる時間を削減できます。
・除外機能の向上：プレプリント論文の除外等、提出課題に対してより正確で精度の高い類似性スコアの検出が可能となりました。
・新たなフラッグパネル：剽窃チェックを意図的に避けようとしたテキストの置き換えや隠し文字といったテキスト操作を検出します。
類似性レポートの新機能
・検知結果の新分類：AIを活用した機能により、引用に基づいた一致をグループ化し、一致のタイプに関する詳細を分かりやすく表示します。
・AIライティング検知機能を統合：AIライティングの検知機能が既存プロセスに統合されました。ChatGPTといったAIが生成した可能性のあるコンテンツを特定します。当AIライティング検知機能は、2023年12月31日まで無料で、以下の製品およびソリューションでご利用いただけます。Turnitin Feedback Studio（TFS）、TFS with Originality、Turnitin Originality、Turnitin Similarity、Simcheck、Originality Check、Originality Check+。
・新たなインターフェース：直感的なインターフェースを採用し、アプリ内のガイダンス、スマートフォン対応オプション、サポート体制も充実しています。
・より充実した類似性チェック：問題箇所を素早く特定し、教育者が学生への個別フィードバックにより多くの時間をかけられるようになります。
機能が拡大した類似性レポートは、「Turnitin Originality」「Originality Check」「Turnitin Similarity」のお客様にご利用いただき、「Turnitin Feedback Studio」、「Turnitin Feedback Studio with Originality」のお客様にはベータ版をご提供いたします。